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ランドクルーザー250の燃費は絶望的。【購入者が解説】

車レビュー

結論:ランドクルーザー250の燃費は悪い

ランドクルーザー250の燃費について、購入者目線で考察していきます。

筆者はランドクルーザー250を2024年7月〜9月の第一便で納車予定です。

結論から言って、ランドクルーザー250の燃費は非常に悪いと言わざるを得ません。

カタログ値のWLTCモード燃費は以下の通り。

2.8L ディーゼル車 2.7Lガソリン車
km/L 11.0 7.5
市街地モード km/L 8.5 5.7
郊外モード km/L 11.0 7.6
高速道路モード km/L 12.6 8.6

ディーゼルはまだマシですが、ガソリン車は絶望的な数字が並んでいます。

参考までに、150系ランドクルーザープラドの数値も掲載しておきます。

2.8L ディーゼル車 2.7Lガソリン車
km/L 11.2 8.3
市街地モード km/L 8.7 6.1
郊外モード km/L 11.3 8.5
高速道路モード km/L 12.7 9.7

ランドクルーザー250は150系プラドよりも、大きく重たいボディになっています。

150系プラドの車両重量は、2,060kg~2,320kg

ランドクルーザー250の車両重量は、2,240~2,410kg

また、エンジンは基本的にはキャリーオーバーで同型を搭載。そのため、150系プラドと比べて燃費は悪化しています。

ガソリン車の実燃費は5〜6km/L程度か

ガソリン車の場合、普通にちんたら市街地を走った場合の実燃費は、だいたい5〜6km/L程度だと予想できます。

150系プラドでも良くて7km/L程度という実燃費だからです。参考:e-燃費

高速を走って、やっと7km/L〜8km/L程度と言ったところでしょう。

ディーゼル車の実燃費は8〜9km/L程度か

ディーゼル車の場合、普通にちんたら市街地を走った場合の実燃費は、だいたい8〜9km/L程度だと予想できます。

150系プラドでも良くて10km/L程度という実燃費だからです。参考:e-燃費

高速を走った場合ディーゼルは燃費が伸びやすく、11〜12km/L程度と言ったところでしょう。

ガソリンエンジン 2TR-FEの特徴

ランドクルーザー250に搭載されるガソリンエンジンの2TR-FEは、プラドやハイエース、小型トラックなどに広く搭載されています。

堅牢性や信頼性を重視した直列4気筒エンジンです。常用回転域での実用性能、低・中速トルクを重視した設計。

2003年登場と歴史は古く、215系のハイラックスサーフ等にも搭載されています。

長く使われているエンジンなので、確かに信頼性という意味では、ランドクルーザー250に相応しいエンジンといえます。

メリットは以下。

  • 堅牢性・信頼性が高い
  • 常用域でのトルクがあり、扱いやすい

一方で、パワフルとは言い難く、「遅い」とよく言われるエンジンでもあります。そのため、150系プラドに比べて大きく重くなったランドクルーザー250には、やや役不足感があるのは否めません。

デメリットは以下。

  • ランドクルーザー250の車体には不足感のあるスペック
  • 長年使い回しているエンジンなので、割高感がある
  • 燃費が悪い

2TR-FE型のスペック

  • 気筒配列:直列4気筒
  • 排気量:2693cc
  • 内径×行程:95.0×95.0mm
  • 圧縮比:9.6
  • 最高出力:120kW/5200rpm(163PS)
  • 最大トルク:246Nm/3800rpm(25.1kg・m)
  • 給気方式:自然吸気
  • カム配置:DOHC

 

ディーゼルエンジン 1GD-FTVの特徴

ディーゼルエンジンの1GD-FTVは、SUV/ピックアップトラックへの搭載を主としたエンジンです。最高出力204ps(150kW)、最大トルク500Nmというスペック。ガソリンの2TR-FEと同じく、実用性や耐久性を重視した作りです。

前型プラド搭載の1GD型と同じで、こちらも使い回しです。

ただし、ターボチャージャーは、小型高効率の可変容量タイプに進化。また、トランスミッションは従来型の6速ATから8速ATに進化しています。

予算に余裕があるなら、ディーゼルを選んだ方が良いでしょう。

1GD-FTV型のスペック

エンジン形式:2.8L直列4気筒DOHCディーゼル ターボ
排気量:2754cc
ボア×ストローク:92.0mm×103.6mm
圧縮比:15.6
最高出力:204ps(150kW)/3000-3400rpm
最大トルク:500Nm/1600-2800rpm
燃料供給システム:コモンレール(2200bar ソレノイド)
過給システム:VGターボ×1
可変動弁:EX:VVT
EGR:HP/LP

筆者はVX(中間グレード)のガソリン車を選択

筆者は、VX(中間グレード)のガソリン車を選択しました。

理由としては、ガソリンとディーゼルの差額が大きすぎることが一つ。(おおよそ85万円)これを燃料代で取り返すには、10年10万キロ程度乗らないと元を取ることはできません。コストパフォーマンスを考えると、ガソリンの方がお得ということです。

また、ガソリン車の方がグローバル需要が大きく、リセールが良いという噂を聞いたためです。

さらに、これは個人的な理由ですが、もう一台の愛車がディーゼルなので、ディーゼル2台はバランスが悪いことも理由の一つです。

ただし、走りの面で言えば、トルクが2倍あるディーゼルを選ばない理由はありません。

燃費を求める車ではない

ランドクルーザー250の燃費は絶望的な数値です。

とは言え、そもそも燃費を求める車ではありませんね。燃費が良い車をお求めなら、他をどうぞ、と言ったところでしょう。

しかし、ガソリン車の2TR-FEは、使い古されたレガシーなエンジンですので、その分、車両本体価格をもう少し抑えられたのでは?という疑念はあります。

とは言え、ランドクルーザー300と同じシャシーを使っており、完全な新型車ですので、その分のコストが掛かるのは理解できます。

納車されて、乗り味によっては「価格分の価値がある」と判断できる可能性は十分にあると言えますね。

下取り車を高く売ってお得に車を買う

今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。筆者のJeepラングラーを例に挙げると、ディーラーから提示された下取り価格はたったの100万円でした。

さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロを超えていますが、ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種です。

参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。この市場価格を見る限り、100万円は明らかに買い叩いています。

念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。

面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。

 

少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。

しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。

 

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ランクル250が買えない場合の対処法

「どうしてもランクル250が欲しい。でも、ディーラーとのお付き合いがない。」という方は「KINTO」(リース)で乗るというのが最善の解決策となります。

「KINTO」はトヨタ自動車が公式で運営している車のサブスクリプションサービスです。
KINTOの評判やメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
トヨタ「KINTO」の評判は悪い?メリット・デメリットを徹底解説!
KINTOの評判 「KINTOは高いって聞くけど、実際に利用した人の評判はどうなのか気になるな。」 「KINTOが気になるけど、良いところだけじゃなくて、悪いところも知っておきたいな。」 今回はその疑問に答えます。 カーリースは毎月の定額支...

「KINTO」(リース)であれば、一見さんであってもランドクルーザー250の申し込みを受け付けています。VX(中間グレード)のガソリン車であれば、月額50,710円~で乗ることができます。

ちなみに、筆者はVX(中間グレード)のガソリン車を残価設定クレジットの60回払いで購入しましたが、ローンの支払い額は月5万円ちょっとなので、KINTOが特別高いということはありません。また、KINTOは車検代等込みなので、その点はKINTOの方が優れていると言えます。

なお、KINTOでランドクルーザー250を契約した場合の納期は5~8ヶ月となっています。

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