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ランドクルーザー250が納車されました。ファーストインプレッション。

車レビュー

ランドクルーザー250が納車された!

2024年4月19日にオーダーしてから早5ヶ月…ついに筆者のランドクルーザー250が納車されました。

高速道路を含め500km程度乗りましたので、ファーストインプレッションをお伝えしていきます。

ランドクルーザー250 VX ガソリンは遅い?

まず、皆様が最も気になるであろう「走り」についてです。

スペックについておさらい

筆者が納車したランドクルーザー250は、VXのガソリン仕様です。150系プラドからキャリーオーバーされた2.7L 直列4気筒 自然吸気ガソリンエンジン(2TR-FE)が搭載されています。

  • 最高出力:120kW/5200rpm(163PS)
  • 最大トルク:246Nm/3800rpm(25.1kg・m)
  • 車重2240kg

令和の新型車とは到底思えない、非常に絶望的なスペックを誇ります。そのためネット上では「鈍亀」などと揶揄されるほどです。

結論:一般道なら過不足なく走る

結論から言うと、「過不足なく走るが、若干の不足感があるのは否めない」といったところ。よく言われていることですが、一般道をのんびり走る分には、全く不満はないですね。

とはいえ、エンジンパワーに余力がある車に比べると、キックダウンする頻度はやや多く、また一段下のギアで粘りたがる特性もあります。坂道も苦手ですし、ちょっとした急加速をするだけで回転数が上がりがちです。

とはいえ、許容範囲かなと言う印象です。少なくとも「遅すぎるダメ車」「遅すぎてストレスが溜まる」と言う感じではありません。

また、加速だけでなく車全体の動きが「もっさり、ゆったり」しているため、キャラクターにはマッチした感覚です。そもそも飛ばす車ではないですよね。

高速道路での走り

高速では、ある程度回せばちゃんとパワーが付いてくる感じもあり、数値から想像するよりもよく走ります。追い越しや合流も怖さを感じることはありませんでした。加速時のエンジンサウンドはちょっとノイジーですが。

むしろ、よくこの低スペックでここまで無難に仕上げたな、といった感覚すらあります。

また、巡航時はADAS(先進運転支援システム)に任せて楽に運転できるので、アクセルを踏み増す必要もありません。100km巡航時のエンジン回転数も2000回転以下に抑えられるため、静粛性もまずまずの水準です。

ただフロントウィンドウが切り立っているため、風切り音は若干気になる部分ではあります。

下取り車 Jeepラングラーアンリミテッドの行方

10年を共にした2014年式Jeepラングラーアンリミテッド(JK)型については、96万3000円での下取りとなりました。

走行距離は11万3700km。本当に良い車だったし、愛着も湧いていたので寂しい気持ちです。ゴメンな…

カーセンサーにて発見

なお、売却した2週間後にはカーセンサーに掲載されていました。仕事早いですね。

車両本体価格は187万円です。少なくない利益が乗っかっていますね。「安く買って高く売る」のは商売の鉄則ですし、車屋さんがご飯食べるために必要なことではあります。

しかし、右から左に流すだけで100万円近い利益が乗せられているのは、元オーナーが発見した際には気分が良いものではないですし、安く買い叩かれたな..と言う印象は拭えません。

トヨタの利益の出し方はちょっとエグいな、と言うのが正直な気持ちです。

車の買取金額にはかなり幅がある

もしこの記事をお読みになっているあなたが、車の乗り換えを検討しているなら、下取り査定だけでなく、買取業車にも査定してみることを強くおすすめします。

これだけ利益を載せられる幅があるなら、車の買取金額にもかなりの幅があると考えられるためです。

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シャシーの仕上がりは抜群に良い

ランドクルーザー250では、シャシーはランクル300と共通のTNGA 新GA-Fプラットフォームを採用しています。一方で、150系プラドのシャシーは1995年に販売された90系の2代目プラド以来、ずっとキャリーオーバーで使い続けていました。ハイラックスサーフなどとも共用しているシャシーです。

およそ30年ぶりにシャシーが全面新設計となったため、乗り味の進化は期待できる部分です。

乗り味については、期待通りの質感の高さです。ボディの剛性感が非常に高く、結果として足回りもよく動くので非常に上質な感覚を味わうことができます。

小さな段差を超えた時の振動の伝わり方がシャキッとしており、余計な振動を生み出さないため不快感が少ないですね。

一方で、大きな段差を乗り越えた際は結構柔らかめにいなしてくれるため、マイルドな感触で非常に乗り心地が良いと言えます。

ラダーフレーム車特有の揺れはあるものの、全体に角が相当に丸い印象で、一般的なモノコックフレームの乗用車から乗り換えても違和感は最小限です。

燃費

ご想像の通り、燃費はかなり悪いですね。満タン法で計測したところ、一般道5km/L、高速で7〜8km/L程度です。買う前から分かってはいたことですが、やっぱり悪かった…とはいえレギュラー仕様なのがまだ救いと言えますし、前車のラングラーとはほぼ同等の燃費性能です。

走りがあまり良くない上に燃費も悪いと言うのは、合理的な車選びをする方にとっては、選ぶべきではない車です。

デザインは最高

カクカクしたボクシーなデザインは最高にカッコいいですね。好みはありますが、筆者としては先代の150系ランドクルーザープラドのようなラグジュアリー感よりも、ランドクルーザー250の無骨感の方がタイプです。

取り回しについて

四角四面のボディは見切りも良く、大きな車ですが取り回しは悪くありません。運転席からボンネットも見えているため、どちらかといえば運転はしやすいと言えます。また、上から見た時に前後のボディ角が斜めに断ち落とされているため、意外と小回りが効く感覚を生み出しています。

ハンドル切角も大きく、電動パワステも軽々操作できるため、非常に運転しやすいと言えるでしょう。そのあたりは流石のトヨタ車クオリティといったところですね。

ランドクルーザー250のデメリット

今回ランドクルーザー250の購入にあたり、試乗はできませんでした。試乗せずに車を購入したのは初めてです。納車してから分かった、ランドクルーザー250のデメリットをご紹介します。

ドアの開閉音が安っぽい

バムッ!って感じでドアの開閉音が安っぽいですね。同様に、ホーンの音も車格に見合わないチープなモノです。一応和音ではありますが、重厚感に欠けた音質です。ドイツ車のような低音が聞いた良い音にして欲しいですね。

500万円以上する「高額車」ですので、そういった細かい点にも拘ってほしいと言うのが正直なところです。

盗難対策に気を遣う

盗難対策に気を遣う車です。納車3日後に、ユピテルの最高峰セキュリティシステムであるパンテーラをインストールしました。38万8千円の余計な出費です。メーカーが純正でセキュリティを強化してくれれば、納車後にオーナーが余計な出費をしないで済むはずです。

セキュリティシステムについては、また別記事で詳しくご紹介します。

意外と狭い室内空間

大柄な車体の割には、室内空間は狭めです。特に車高が高い割には天地方向の余裕が少なく、ステーションワゴンの室内空間のようなイメージです。

ラゲッジも意外と容量が少なく、スペアタイヤがラゲッジ下部に装着されているため、また、サードシートが格納されていることもありラゲッジ下の収納スペースが皆無です。多くの方が「大きな車の割に狭い」と感じることでしょう。

またトノカバーを外した時に収納できない点もマイナスで、自宅に保管する形になります。

助手席がノンパワーシート

運転席はパワーシートですが助手席はノンパワー仕様です。500万円を超える高額車ですので助手席のパワーシートは付けて欲しかったですね。たとえば、同じ金額で購入できるマツダのCX-8は助手席側もパワーシートです。また、運転席側のパワーシートもメモリー機能がないため、複数人で運転する場合は不便です。

なお、どちらも上級グレードのZXでは標準装備となっています。

 

今の所、そのような弱点を発見しています。また発見次第追記していく所存です。

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